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2013年6月

    生命の起源を研究するのは非科学的か?

    生命は約38億年前の原始地球上で誕生したと考えられている。したがって、生命の起源を研究することは、約38億年というはるか遠い昔の原始地球で起こったことを研究することである。そのような遠い過去に起こった現象を現在の研究室では再現できない。そのため、生命の起源を研究することは非科学的だとの意見がある。本当にそうだろうか。 生命の起源のように、極めてその解決が難しいと思われる問題を解決するまで、多くの人 […]

    サルが適当に打ったタイプがシェクスピアになるか?

    Wikipedia「生命の起源」の中に、GADV 仮説の問題の一つとして、「アミノ酸をランダムにつないでも精巧なタンパク質触媒とならない」ことの比喩として、「サルがタイプを適当に打ってもシェクスピアになることはない」と書かれている。もちろん、何の制限もない条件の下で「サルが適当にタイプを打ってもシェクスピアが書いた文章になる」ことは確率的に見てありえない。 しかし、私の考える GC-NSF(a) […]

    国内学会での発表

    特別講演 生命の起原および進化学会(大会運営委員長:浦田秀仁)場所:大阪薬科大学(大阪・高槻)平成24年3月9日(金)午前11時00-午前11時40分 特別講演:生命の起原に関するGADV仮説 池原 健二(放送大学奈良学習センター、国際高等研究所) 日本原生動物学会 稲葉文枝先生 生誕百周年を記念して 特別講演会:古都奈良から発信する生命の起源仮説(大会長 春本晃江(奈良女子大学))平成23年11 […]