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GADVからの進化が必然性→宇宙のどこかでの進化は?


「GADVからの進化が必然的なものであるとしたら、宇宙のどこかで別個に進化した生物もやはり似たようなタンパク質を 元にした生態システムを作ると考えられますか?」

はい。[GADV]-アミノ酸にはそれぞれ的確な性質を分け持っている(<役割分担>Gly:ターン/コイル形成能の高いアミノ酸、Ala:α‐へリックス形成能の高いアミノ酸、Asp:化学反応を進める官能基(カルボキシル基)を持つ親水性アミノ酸、Val:β‐シート形成能の高い疎水性アミノ酸)という優れた性質があります。

その上、すべてがα‐アミノ酸である[GADV]-アミノ酸同士がペプチド結合によって連結されるとその結合の周りでは自由回転できないことになります。しかし、ペプチド結合とα炭素を結ぶ結合は自由回転が可能ですので、[GADV]-アミノ酸は、いずれも原始地球上で容易に合成されるほど簡単な構造を持ちながら、α‐へリックスなどの二次構造を形成する上で好都合な、自由過ぎない制限を受ける一方で、適度な自由度を持つ極めて見事な性質も持っています。

そのため、生命が宇宙のどこで生まれたとしても、地球上の生物とは形や性質などは違っていたとしても、どの生命も[GADV]-アミノ酸をからできた[GADV]-タンパク質を中心として生まれた生命が進化したものとなっていると考えています。そして、それ以外にはこんな見事な生命が生まれる道はないと考えています。


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